こんにちは。2児のパパでサラリーマンのササキです。
「働き方改革」が週に1回はどこかで聞くホットなワードになっていますね。それに合わせてなのか、副業を認める企業も増えてきているといいます。
でも調べてみると、企業の内で副業・兼業を容認しているのは全体の25%にすぎないようです。
全体の4分の1。しかも副業がしやすい業種も偏るので、本当に稼ぎたい人たちってなかなかできないんじゃないかと思います。
例えば、IT系の企業だと自分の能力と裁量で時間管理がしやすいし、アウトプットがでていれば自由なイメージがありますよね。
こんな企業は副業も認められやすいんじゃないかと思います。大企業でいうとソフトバンクやメルカリが副業を認めていますよね。
さすが孫さん!(大ファンなので)
一方で、製造や営業系の職種はなかなか進まないイメージがあります。
でも実際に副業をやりたいと思っている人って現場とか営業としてバリバリ働いている人が多いですよね。
業務内容的になかなか難しそうですが、現実とのギャップがでているような気がしています。
でも容認してるしてないに関係なく、やらなきゃ生活していけないなんて人は自ら動いてやってますよね。
友人も夜勤で週2日くらいライン作業をやったり、近所のマックでバイトしたりしてます。
でも副業ってやっぱり「会社にばれるんじゃないかの?」って心配が一番ありますよね。
バイト先の探し方としては、「働いていても知り合いに見られない」のが前提にあると思います。
(先ほど書いた近所のマックでバイトする友達は、頭のネジがゆるゆるなので、その辺は気にしないようです。)
そもそも働いている姿を見られたら、あれ?ささき本業の他にバイトしてんじゃん。となるか徐々に噂が広まってバレますね。
あとは、分かっているようで分かっていない、副業が会社にバレるタイミングが、「年末調整」です。
副業といってもそれなりに稼ぐと思うので、その収入が年間20万円以上になると、会社でやる年末調整とは別に、自分で確定申告が必要になります。
私もそうですが、サラリーマンにとって「確定申告」って敷居が高いですよね。
初めて確定申告をしたのは家を建てた27歳のときで、住宅ローン控除をするために経験しました。
その時も書き方は住宅メーカーの人に教えてもらいながら、言われた通りに書いただけ。あれをだれにも教わらずにやるのは酷です。
いざ提出となっても長蛇の列で、どんだけ非効率なんだよと思ってました。
今では電子化されて、簡単な申告だったらスマホでもできるようになり、その辺はかなり改善されていますが、それでも「めんどくさい」イメージしかない。
とはいっても一応義務なので、収入がそれなりになってきたらしたほうがいいなーと思いますよね。
そして確定申告をするということは、納める税金の額が増減するということ。
サラリーマンの方は年末調整で会社が自分の所得税やら住民税をまとめてくれて、給与でしっかり天引きしてから銀行に振り込まれます。
なので、だれがいくら所得税、住民税を払わないといけないか把握している訳です。
ということは、副業でバイト→収入アップ→確定申告→所得税・住民税アップ→会社にバレるという流れができてしまうんですね。
ここは注意が必要です。
所得税・住民税は「所得の〇%」みたいに決まっているので、うちの会社からの給料はこれしかないのに、なんでこんなに税金高いんだ?ってなると、会社に目をつけられて呼び出しですよね。
じゃあ確定申告しない?
それはまずい。
じゃあ副業はやっぱりできない?
ここは確定申告の仕方を1点だけ変えれば、解決します。
それは、確定申告時に、チェック欄から「自分で納付」を選択すること。
通常は、会社が従業員に代わって住民税を納める「特別徴収」制度が適用されていますが、これを「普通徴収」に変更する、つまり「自分で納付」を選択すると、住民税の納付書が自宅に送付され、会社に住民税の額を知られることがありません。
引用:https://gori-work.com/sidework-leak/
ただ、地域によっては確実に税金を徴収する体制を引いている「普通徴収」が選択できないようなこともあるので、事前に役所に電話して聞いてみることが確実です。
これだけで、収入アップによる所得税・住民税の変化が会社にバレることはないので、会社で副業が認められていないけどやりたいと考えている人は注意してみてください。