外注化のメリットとデメリット

こんにちは!ささきです。

物販である程度稼げるようになってきた人のステップとして、外注化がありますね。

私も毎月利益が出せるようになってからは外注化を進めていて、今は10名前後の外注さんに作業をお願いしています。

最初から手離れして自分が楽になるように外注化を考える人もいるかもしれませんが、

「まずは自分ができるようにならないと、人にも教えられない」

これが基本だと思います。

ホントに何も考えずにできる単純作業であれば別ですが、何事も例外のケースがでてくるので、そこでどう対応するかを教える側の人間が分からずトライ&エラーで指示が次から次へと変わると、「こいつ大丈夫か?」と外注さんも不安になりますよね。

最初はなんとか作業をしてもらえても、やっぱり継続してやってもらえないと、また募集して、教育して、また辞めてになると自分に負担がかかるだけです。

自分が指示するだけになれると楽ですが、そこまでの下積みはやっておいたほうが、後々楽になることは間違いないです。

また、逆に外注化がうまくできない人もいますよね。

「自分でやらないと不安」

「外注費がもったいない」

「人に教える経験がないから無理」

これだといつまでも自分が作業しないと結果がでないという労働から抜け出せないので良くないと思います。

なのでステップとしては、「自分が覚える、手順を決める、外注化する」です。

今回は、私が外注化を実際にして感じたメリット・デメリットについてまとめてみました。

外注化に不安がある人は参考にしてもらえるとうれしいです。

〈メリット

・自分の時間がつくれる

・ダブルチェック機能

・作業が丁寧

〈デメリット〉

・コストがかかる

・教育、指導が必要

・急に辞める

・自分の時間がつくれる

まずメリットについてですが、これはだれもが分かっていることですね。

労働者から管理者、管理者から社長、そして会長へ。

単純作業は楽でもあるけど、あまり頭を使わないので成長が遅い、もしくは止まっています。

でも頭を使おうとしても「考える時間」が必要ですよね。

私もまだまだ外注化途上なので、勉強したいとか分析して考えたいと思ってもなかなか時間が足りないです。

これは自分がやらなきゃいけない作業があるから。でも自分しかできない訳ではない。

ここをどんどん外注化してかないと、考える時間もないし、結果成長しないですよね。

自分もまだまだ未熟!

・チェック機能

私は几帳面な性格ではないので、作業は基本的に雑です。

職場でもよく「いつもテキトーだよね。」と言われてます。

よく言えば細かいことは気にせず大胆。

なので、物を買って売るまでの工程にある検品、梱包、発送作業が雑だし、嫌いです。

あと記帳も。

やらなきゃいけないけど、ここにかける時間ってホントもったいないです。

その時間があったら仕入れをしたいし、外注化のためのマニュアルもつくれる。

ということで、記帳や荷受け・発送作業はどんどん外注化したほうがいいのですが、ここでのメリットが、チェック機能。

自分が仕入れしたものを外注さんが記帳、そして検品してくれるので、ここで型番間違いや商品の不具合を見つけてくれます。

仕入れは正確さも重要ですがやっぱりスピード勝負。

ミスがあって当然だと思ってます。

ここで自分が記帳、検品・発送までしたら、頭の中は合っている前提なので細かいミスには気づきません。

でも外注さんなら仕事としてしっかり働いてくれるので、間違いがないかをチェックしてくれます。

ここでのチェックはホントに助かっています。特に私はテキトーなので余計に。

几帳面な人は、商品を自分で見ないと不安という人もいるかもしれませんが、私の場合はわざわざ箱から出して、見て、また戻すという無駄な行為としか思えず、ほぼ見ていませんでした。

もし何か怪しい点を見つけたとしても、「んー、OK!」でスルーです。

致命的なものは別ですが。

なので外注さんで間違いを見つけてくれると、その後のクレームや返品による手間と余計なお金を使わずにすむので、この点も外注化の大きなメリットだと思ってます

・作業が丁寧

納品から発送までを外注化できると、面倒な梱包作業も丁寧にやってくれます。

外箱に付いたガムテープと発送ラベルをきれいにはがして、プチプチをちょうどいいサイズに切って、テープ貼ろうとしたら関係ないところにくっついて、ダンボールは良いサイズがなくて大きすぎたり小さくて無理やり押し込んだり。

書いてるだけで嫌になりますが、この作業がなくなる上に、自分よりうまく梱包してくれるので、その後のクレームも減りますね。

・コストがかかる

次にデメリットですが、まずは外注費ですね。外注化すればするほどお金はかかるし、その内容も難しくなれば単価も上がってさらに高くなってきます。

できるだけ安くと考えても、安いと外注さんも辞めてしまうので、いい具合に調整しないといけないです。

でも私の考え方ですが、「時間をお金で買う」と考えれば全然安いです。

外注化しなかった時の作業時間を仕入れに回したり、売れたものの分析やりさーーちに使えてもっと成果が伸びるなら、必要な経費です。

また、人を雇う側になりましたが、そうなると外注さんの収入も気になってきます。

毎日真面目に作業してもらってるのにこれは安すぎるな、って思ったり、月にこれだけしか上げられないなら作業増やしてあげたほうがいいな、とか。

自分が稼がないと、外注さんにもお金を払えなくなると考えると、決して自分だけのビジネスではなくなって、小さな経営組織が出来上がり、その組織の経営者になっています。

・教育、指導が必要

外注さんに教えられるか不安。という人もいるかと思いますが、自分が経験していれば大丈夫。

外注さんも雇われている身でクレーマーではないので、その辺は配慮して質問もしてくるし、文句も言いません。

ただ作業の内容についてはしっかり教えておかないと、マメな外注さんばかりではないので、間違ったまま作業を続けて後々気づいて大変になるので、注意が必要です。

外注化してみて思ったことは、最初のマニュアルが肝心。

私は基本的に、作業している動画を撮って渡していますが、ここでの説明をしっかりしておけば、後々の質問も減るし、間違いもしなくなります。

ここで手を抜いてなんとなくできるマニュアルになってしまうと、外注さんはそれ以上のことはしません。

マニュアル通りにやるし、マニュアルにないことはやらない。

時々できる外注さんは気づいて質問したりしてくれますが、多くの場合はそこまでやってくれないです。

なのでマニュアルをしっかり作る。足らなければ後からでも補足する。

ここができればその後の指導や教育は不要になってきます。

・急に辞める

ここは読めないですよね。せっかく教えたのに辞められては、一からやり直し、かつ次の人が育つまでは自分がやるしかない。

元々やっていた作業でも、精神的にきついです。

でも外注さんが続かない理由って単純だと思っていて、

・安くて割にあわない

・この人好きじゃない

自分の払いが悪いか、対応が悪いかな気がします。

自分が外注の立場だったら、単価よりもその人との相性が継続するかどうかに影響が大きいと思います。

その人に魅力があったり、やってあげたいなと思ったら、安くても続けていいかなと思う気がします。

逆に単価高くても重箱の隅をつくような指摘をしてきたり、レスがなかったり、投げっぱなしでフォローがなかったりしたら続けないです。

なのでどれだけ快適に作業をしてもらえるかに尽きる気がします。

あとは採用の時点である程度ふるいにかけないといけないですよね。

学生のバイト感覚でテキトーだったり、本業があって忙しくなって急に辞めるとか。辞めても当然な人を雇うことは、そもそも気をつけたほうがいいですね。

私の場合は、「働きたいけど外に出られない、働き先がなくて、在宅ワークを探している人」が基本なので、主婦の人がメインです。

こういうバックグラウンドがある人は真面目にコツコツと作業してくれるのでとても助かります。

中にはスキルが低すぎたり間違いをやんわりと指摘してもまた同じことを繰り返す人がいます。

最近採用した人は、エクセルのフィルタ機能を知らなくて、共有ファイルで古いものを非表示にしておいたら、「データ消えてるんですけど」と言われたことがありました。

人には向き不向きがありますし、100%できる当たるなんてまずないので、そんな時はまた次の人を探します。

最後に

アメリカの大富豪で「鉄鋼王」のアンドリュー・カーネギーの言葉に

「人間、優れた仕事をするためには、自分一人でやるよりも、他人の助けを借りるほうが、良いものが出来ると悟ったとき、その人は偉大なる成長を遂げるのである。」

という名言がありました。

1人でやれば1日24時間、2人でやれば48時間、、、

なかなか外注化はハードルが高いと感じている人も多いと思います。

でもそれは、経験がないことへの不安なので、やってみればなんとかなるもんです。

私も初めて外注化をするときに師匠から、「まずは依頼しちゃおう。そしたら教えるしかなくなるから。」と教えられました。

走り出しは重いけど、走ってしまえば後はうまくいきます。

私もまだまだ1日の時間が足りないです。外注化するところは多々あるので、「鉄鋼王」の言葉を自分に言い聞かせながら、行動して、成長して、稼ぎます!

 

 

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